カットボール |
最終更新日 2004/08/19 |
取得難易度:★★★☆☆ 制球力:★★★★☆ 負担度:★☆☆☆☆ 球種タイプ:ゴロ打たせタイプ 総合評価:★★★★☆ |
昔のスライダーは今のカットボール |
カットボールは小さく変化して芯をはずす球種。ちょうどストレートとスライダーの中間ぐらいにあたる。 |
呼び方もカットファストボールやまっスラ、高速スライダー、カッターなどの呼び名がある。(れっどは超速スライダーとよんでます) |
カットボールで有名なのがNYYの守護神リベラ。そのカットボールは最速95マイル(153キロ)で、 |
内角から食い込むように投げればなかなか打てないらしい。カットボールはボール1個分ほど変化させれば芯がはずせる。 |
要するにカットボールに大きな変化はいらない。速く、小さく、鋭くが理想。 |
昔のスライダーはカットボール系が主流であった。 |
スピードの出やすい握りを |
直球に近い握りだが、小さく左に変化させるので、直球とスライダーの間のイメージで握る。 |
中指は縫い目にかけ、人差し指は添えるのが普通だが、人差し指を縫い目にかけるものもある。 |
2シームの右の縫い目にだけ指をかけるイメージでもよい。握りは多種あるので、コレを参考にオリジナルを考えるとよい。 |
また、プロの場合はストレートの握りですこしリリースのイメージをかえてカットボールにする人もいる。 |
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ジャイロに似たリリースが速く、鋭い変化を生む |
ストレート感覚で投げるナチュラル系カットボールと、ジャイロボールに近いカットボールではリリースの感覚が違う。 |
簡単なのはストレート感覚で投げるカットボールなので、まずはそちらにチャレンジしてみよう。 |
しかし、ストレートの回転軸が傾いただけのカットボールは急激な変化は少なく、ナチュラルシュートと同じように、 |
投げはじめから徐々に曲がることがある。やはり理想はジャイロに近いリリース。 |
このジャイロに近いリリースはなかなか難しく、ジャイロリリースを取得しても難しい。 |
直角に曲がる!? |
小さいスライダーのように超高速で小さく鋭く曲がる。軟式よりは硬式の方が曲がりやすい球種。 |
ちなみに、NYY松井はリベラのカットボールを空振りしたとか・・・。(練習時) |
また、敵チームの打者によれば、リベラのカットボールは打者手前で直角に曲がったと錯覚したような選手もいるほど。 |
芯をはずすにはうってつけのボール。今後このボールももっと流行ってくるはず・・・ |
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回転は2種類ほどあり、1つはストレートの回転が斜めになったもの、もう1つは下のように、ホップ系ジャイロの回転軸が |
少し上を向いた回転。ヤンキースリベラのカットボールはこの回転。 |
様々なカットボールの謎 1:カットボールは空振りが取れるのか? ということですが、おそらくNOです。種類にもよりますけど、一般的な変化では芯をはずす程度の変化しかせず、 空振りを奪えるような変化はしません。むしろ空振りを狙うカットボールは本来の良さがなくなってしまいます。 2:カットボールにブレーキ効果あり? これはまったくNOです。球速も直球に近い上、回転が2種類とも抵抗の少ない回転なので、ブレーキ効果はありません。 |
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